気になる記事:Wikipedia、イスラム教徒18万人からのムハンマド画像削除依頼を猛烈拒絶中 - GIGAZINE

この時期については以前から可能と思っていたのだが、時間がなかった影響で遅れたので掲載をしてコメントを書こうと思う。

Wikipedia、イスラム教徒18万人からのムハンマド画像削除依頼を猛烈拒絶中 - GIGAZINE

Wikiで作られているフリーな百科事典「Wikipedia」に掲載されているイスラム教の開祖ムハンマドの画像を、18万人にものぼるイスラム教徒が猛烈に削除要求しているそうです。
しかしWikipedia側はあくまで「歴史の一事実である」として、断固として削除に応じていないとのこと。


この削除拒否については、やむえないのではないと私自身としては思う。

詳しく上記の記事に書かれているのでほとんどを転載をするという紹介のしたからで行きます。
以下のこちらです。

Wikipedia defies 180,000 demands to remove images of the Prophet | Technology | The Observer

この記事によると、イスラム教では偶像崇拝を禁じられているにもかかわらず、Wikipediaムハンマドの画像が掲載されていることから、18万人にのぼるイスラム教徒によって削除依頼が送られているそうです。
しかしこの削除依頼に対して、Wikipediaの編集者は掲載されているムハンマドの画像が、宗教的な文脈で表現されたのではなく、さまざまなイスラム教の宗派の中でどう表現されたかに関する例であったとしており、イスラム教徒が憤慨していることを認めた上で、同じイスラム教でも偶像崇拝に対して比較的厳しくないシーア派などの存在を挙げて「偶像崇拝の禁止はイスラム教の共同体の中で普遍的な認識ではない」としています。
さらに「Wikipediaが中立観点からすべての話題を表すという目標がある百科事典なので、Wikipediaはどんな特定のグループの利益のためにも検閲されず、Wikipediaの既存の方針およびWikipediaのサーバがホスティングされているアメリカのフロリダ州の法に違反しない限り、画像は削除されない」とのこと。

さらに、ウィキペディア百科事典:日本版におけるルールなどを掲載をして置きます。
Wikipedia:五本の柱 - Wikipedia

Wikipedia:ウィキケット - Wikipedia

Wikipedia:中立的な観点 - Wikipedia


これらを考慮をすると、ウィキペディア側が言っている良い分の方が勝っている気がします。
中立性からの観点からも片方に偏りすぎるのはやってはいけない事なので、これらの決定に対しては私自身の編集者としても支持とします。
もし普遍的になった場合はそれを以って対処をすることですが、その際にも論議など様々な点から線まで長く論議をされるでしょう。
でもこれらを考えると良くぞと言うばかりに管理人者たちは頑張っているなというのが改めて感じされられるものです。
今回の論戦は難しい判断でもあり、どういう線引きをするかが最終的な決着地点だと感じられますね。
やるとしたら、見たくない人のために記事の映像を隠すためのテンプレがあったはずですのでそれらを持って隠して、見たい人はそれを使用をするという方法が適度かと感じています。


Syunrou