書評:コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE-3-SWORU

題名の通りこちらの方の評価が思った以上に進んだので今回はこちらの書評とする。
遅れてしまって申し訳ないが、小説版のファイナルファンタンジーXIの最新刊から3巻分はなかなか評価の的を集約をすることが難しかったりをするので出来次第公表としたいと思う。
これに関しては大変に申し訳ないと感じています。

コードギアス反逆のルルーシュ (STAGE-3-SWORD) (角川文庫―角川スニーカー文庫)コードギアス反逆のルルーシュ (STAGE-3-SWORD) (角川文庫―角川スニーカー文庫)
価格:¥ 560(税込)
発売日:2008-01-01


本作品も全作品と同様に、うまく隙間隙間を描がき切っているな・・・

本作品は、本編であるアニメ:コードギアス 反逆のルルーシュで放映をされていたSTAGE18 『枢木スザク に 命じる』STAGE20 『キュウシュウ 戦役』 の間に関してを書かれているものです。
この作品もいわばメディアミックスの手法を使っていますが、シリーズとしてみるとそれぞれがバラバラにパズルのような感覚で書かれているのが多くあるので全て観ないと判らないかと思えるものである。
しかしながらでも、それぞれのエピーソードがうまく絵が切っているのでそれもひとつも楽しみであることは間違いは無いと私自身としては考えています。
こういう手法もありだと感じさせてくれる・・・ それだけの完成度合いが出ているのでいいでしょう。

この小説の中ではルル−シュがゼロにまたは黒の騎士団を率いるきっかけのひとつになった母親の暗殺事件に関しての話しが話しの合間の中ひとつとして登場しています。
アニメではSTAGE24 24話『崩落 の ステージ』と STAGE25 『ゼ ロ』 の一部に触れられている部分を加味をすればおのずと誰があの暗殺事件を指示をして、誰が実行をしたのかが判るかと思います。
僅か数ページですが、数ページの間に凝縮されているというのが感じられています。
まあ本小説版シリーズの3冊はもアニメ物語での合間をうまく書いているのでそれ自体を楽しみに楽しんでいくこともいいことと想ってます。
重点的な箇所はしっかりと書かれていて小説で書かれるべき間というべき流れもあって充分に作品としては行き渡っていると感じています。
また、絵が途中途中ありますが、それも小説版などの物語とシリーズの醸し出すふいんきを描き出していることになっているものいい点だと感じています。
キュウシュウ戦役の場面では、アニメで書かれなかった場面がそちら出ているのである意味お互いの補完になっていることがコードギアスの世界を楽しむ上ではいいと感じます。
本小説は、ドラマCDなどを聴く感覚で読んでいくことをお勧めをしたいと想います。
じっくり読んでいくとあまりの物語におけるスピードに負ける可能性が出てくるためですので・・・
かえってお勧めをした読み方が適切だと私は感じている次第であります。


次作品も期待をこめて今回はこれで書評とします。



Syunrou and Yusyunmei